職場でもらう義理チョコとお返しの不思議な関係

本命以外にも贈ることが今や定番となったバレンタインの義理チョコ。あげるのは気軽だけど、職場でもらう義理チョコは案外お返しに気を使うものです。そんな義理チョコとお返しの実体験のお話です。

職場の女性５人で５００円ずつ集めて、上司に２５００円のチョコレートを１つ贈りました。２５００円ですからそれなりに高級なチョコレートが買えました。さてホワイトデーに、上司はどうしたのかというと、５人それぞれに１５００円のブランドハンカチを下さいました。３倍返しです。部下はお返しに特に期待していたわけではありませんが、上司は女性に対しては結構気を使っているのです。

センスがいいとか気前がいいとか思われたいので、見栄を張ってしまうわけですね。実際にお返しを選んで用意したのは上司の奥様で、旦那様の持って帰ってきたチョコレートを見て、デパートに買いにいったらしいです。

今、女性の友人同志で贈りあう「友チョコ」が流行っていますが、女性はこういったプレゼントのやり取りを基本、好きで楽しんでいます。考えてみると職場の義理チョコも、上司を介して奥様と部下の女性がやりとりをしていて、友チョコみたいです。間に入る男性は、奥様から旦那様のモテ度を、部下の女性からはセンスを評価される、ちょっぴり心のざわつくイベントみたいですね。